「開いた毛穴を引き締めてツルツル肌にしたい!」
でも毛穴ケアの化粧品はいろいろあるけど、何を使ったらいいのかわからない・・・
そんなときには、まず毛穴トラブルの原因をチェックしてみましょう。
毛穴の開きの種類とその対策は?
毛穴の開きにも種類があり、それぞれ対処法が異なります。
どれに当てはまるのかチェックしてみましょう!
毛穴に汚れや角栓が詰まって開いている
毛穴に汚れや角栓がつまってしまい、それが原因で毛穴を押し開いてしまっている状態です。
日々のケアで皮脂と角質がきれいに除去できず、角栓として毛穴に蓄積されてしまっているものです。
このまま放置すると角栓は固くなって炎症を起こしたり、角栓が詰まった状態の形で戻らなくなり、角栓を除去しても毛穴はそのまま開きっぱなしの状態となる恐れがあります。
まずは毛穴の詰まりをきれいにしましょう
詰まってしまった角栓をまずはきれいに取り除くことが第一です。
ただ、お肌に刺激を与えるやり方では返って悪化する場合があります。
無理やり引き抜いたり絞り出したりするのではなく、溶かし出すようなイメージで綺麗にしていきます。
毛穴詰まりのケアの後はしっかりと引き締めて毛穴を閉じることが大事です。
毛穴が開きっぱなしだけど角栓は詰まっていない場合は
毛穴に角栓は詰まっていないのに開きっぱなしの状態の場合、いくつか原因が考えられます。
- 皮脂の過剰分泌による毛穴の開き(10代、20代に多くみられる)
- たるみによる毛穴の開き(30代以上に多くみられる)
- ニキビ跡や角栓詰まりのケアの後にそのまま毛穴が戻らない
肌のハリと保湿で毛穴を引き締める
皮脂の過剰分泌による毛穴の開きの原因は、主に乾燥です。
肌が乾燥しているため、水分を守るために皮脂を過剰に出してしまいます。
対策としては主に保湿に重点をおきます。
たるみによる毛穴の開きの原因は、加齢による肌のハリがなくなることによって目立ってきます。
肌にハリと潤いを与え、ピンとした若々しい肌を取り戻せば自然と毛穴も締まって目立たなくなってきます。
ニキビ跡など、定着してしまっている毛穴の開きにも、保湿とハリのケアを根気よく続けることで悪化を防ぐことができます。
毛穴を引き締める方法は?
毛穴を引き締める対策は・・・それはズバリ保湿です。
肌の水分が足りないせいで毛穴が開く?そのメカニズムとは
- 肌の水分が不足すると細胞が縮小してしまうことで毛穴が開く
- 肌の水分が不足すると肌を守ろうとする機能が働き皮脂を過剰に分泌してしまうため毛穴が開く
- 皮脂が過剰分泌されるため、毛穴が詰まりやすくなり開いた毛穴がもとに戻りにくくなる
- 肌の水分が不足することで肌にハリと艶がなくなり、開いて戻らなくなった毛穴がたるみとともにさらに広がってしまう
こんな悪循環を引き起こしてしまうのです!
そこで気を付けなければいけないことは、「保湿」の方法。
乳液やクリームなどの保湿では油分が多いため、毛穴の詰まりが悪化してしまう可能性があります。
油分ではなく「水分の補給」に重点を置いて化粧品を選びましょう。
収れん化粧水が毛穴の開きを引き締める
毛穴の引き締めには収れん化粧水がおすすめです。
収れん化粧水とは、お肌を引き締める効果のある化粧水です。
メーカーによって違いますが、トーニングローション、タイトニングローション、ひきしめ化粧水などと呼ばれているものです。
《収れん化粧水の主な役割》
- 毛穴を引き締めて皮脂の分泌をコントロールしてくれる
- 肌のたるみを引き締めるリフトアップ効果で毛穴を目立たなくする
- 夏場は皮膚の温度を下げて汗や油のテカリを抑えてくれる
ここで注意が必要なのは、「収れん化粧水には保湿効果はあまり期待できない」ということです。
前にも述べたように、毛穴の引き締めに一番大事なのは「肌の潤いを補うこと」です。
まずは肌に潤い与えた後に「収れん化粧水」を上手に利用するのがおすすめです。
乾燥肌の人は特に、普段使っている保湿タイプのスキンケアの最後に収れん化粧水で引き締めると効果がありますので試してみてください。
おすすめのスキンケアの順番:洗顔→化粧水→美容液→乳液→収れん化粧水
ビタミンC誘導体が黒ずみ毛穴をできにくくする
ビタミンC誘導体は毛穴のケアにも最適です。
ビタミンC誘導体が皮脂分泌をコントロールし、毛穴の黒ずみができにくい肌になります。
さらに肌のターンオーバーも正常化し、コラーゲンの生成を助け肌にハリと艶を与えることで毛穴が目立たなくなってきます。
エイジングケアや美白作用としても適しているビタミンC誘導体ですので、トラブルのない状態での普段のスキンケアにもおすすめです。